オエウイのプロレス日記

プロレスについて記録用。2018.10初観戦。生観戦すると書くこと多いです。たまーに更新

48 地元で全日本プロレス観戦

2020.11.29前橋

 

レックの商品を買って応募するチケットプレゼントに当選し、地元に来た全日本の大会を見に行ってきた。

ペアチケットだったので、プロレスを全く見たことがない友達を誘った。その子はオタク寄りではあるけれどおしとやかなので、ハマらないかなあ?と思いつつだったけれど、誘った数日後「ユーチューブで予習してるけど後楽園は西と東の看板に頭をぶつけに行くんだね」と報告が来て、良い着眼点ですね!ってなった(予習しないほうが楽しいよ!とそれ以上のチェックは止めたけれど)。

 

そして当日。

プロレス会場は入り口がちょっと怖い。常連ファンと思しき人達がかたまって時間を潰していて、何となくチラ見されているような感じがして落ち着かない。さっさと通り過ぎて時間は結構あったけれど席につく。

 

ガチファンの女性たちが前列にいたけれど、後ろの席に女性一人はたぶんほとんど0で、お客は男性が多かった。

新日本のお客って個人的にチケット会社やファンクラブを通して買って来てるお客さんが大半だと思うけれど、全日本は(去年のノアもかな?)協賛企業がまとめて何枚って買って、会社の人や知り合いにさばくのが普通なのかな。HPで試合情報を見たらチケット売り切れと書いてあったけれど、空席がまとまってあったり、数試合見て後半見ないで帰っちゃうお客さんもいて、客層が違うんだなあと思った。

 

試合は全体的にザ・地方興行って感じで、あたたかく盛り上がっていた。途中でスポンサーの人がリングに上って焼肉弁当や海洋深層水の贈呈式をしていて、なんか牧歌的。

 

インスタやツイッターで注目していた佐藤光留選手の試合を初めて見られて嬉しかった。1試合目だったので短い試合時間だったけれど、存在感を見せて会場を盛り上げていた。コロナ終わったらハードヒット?見に行きたいなあ(都会の小さい会場行ったこと無いから不安だけど)。

 

全日本は背が高いイメージがあるけれど、めちゃ背が高い選手はけっこうベテランの人が多いのかな。ユーチューブで見た、ワイルド対決の笑える記者会見で覚えた大森選手がいたので、ノアで征矢選手も見たし両方見られた…となった(大森選手との関係性がよくわかんないので今征矢選手のウィキペディアをちらっと見に行ったら、征矢選手の写真がすごく微妙でなんでこれ?ってなった。ファンの人貼り直してほしいわ)。

 

消毒タイムに、友達にどう?と聞いたら、おもしろい、みんなかっこいいねと返ってきてオオ喜んでくれてるとなった(かっこいいねとストレートに言われると、そんなにかっこいいっけな…と考えてしまうのだが)。

 

コロナ対策が新日・ノアと比べると緩くて、他のところ参考にするわけじゃないのか~となった。チケットをもぎるのはスタッフだし、方角での時間差退場も無かった。柵が無いのに1番前のお客さんはけっこうリングに近くて、はっきり見えなかったけど選手がお客さんにぶつかったり持ってる武器が当たっちゃってて、緩いなあとなった。

天井が低いし間隔はまあまあ空いてるけどわりとお客さんしっかり入ってて密な雰囲気がするし、ノアと新日のときはこら感染しねえなって感じだったけれど、新規感染者ぐっと増えてる時期だし不安…ってなった。近くのお客さんが、率先して拍手するし選手が選んだ技が納得できないと小首かしげて玄人って感じだったけれど、和田レフェリーが紹介されると名前コールしてるし、その後もなんかコールしてたし、確信犯だなこいつ…ってなった(という悪口)。

 

宮原選手を見られるのを楽しみにしていた。去年後楽園見に行ったときもメインに出ていたけれど、組んでいたイケメン選手目当てに行っていたのであまり印象に残っていなかった。

登場した瞬間から、会場を自分の空気に変えていて、やっぱ上の選手ってすごいなあと思った。ファンサービスが長いというのは何かで読んだけれど、本当に練り歩いて練り歩いて試合始まらない。前列に座っていたちっちゃい子?に狙いを定めてアピールしていた。リング上でもいちいちポーズをしっかり取るので、カメラで撮りやすい。

ロープワークが力強くて、初めて武藤選手を見たときの華みたいなのを感じた。背が高い選手の存在感ってすごい。試合中ずっと声を出し続けていて、にぎやかだった。酔っ払ってるみたいなテンションの高さだ。和田レフェリーは宮原選手が嫌いなようで、勝たせないようにわざとゆっくりカウントを取ったりしていたが、宮原選手が勝ち最後までにぎやかに締めていた。

 

会場には就学前くらいのちびっこたちがぞろぞろ来ていた。社会貢献目的の招待席なのかなって思ったんだけど、その子達がすごく楽しんでいて、立ち上がって見たりしていて、宮原選手が勝ったら嬉しそうに拍手していた。なんかもうそれだけでこの興行はよかったなあと思った。子供がいると雰囲気が良くなるな。宮原選手は退場時にその中のひとりの子に投げキッスをして困らせていた。

 

警察官みたいなギミックの選手がいたなあと思いながら家に帰ってから全日本のハッシュタグを眺めていたら、その人の名前は植木選手、デスマッチするというのを知り、あれ?この人ってこの間大日本辞めたばっかの群馬出身の元警察官の人か!となった。群馬に縁がある選手が多く出ていたんだな。

 

 全日本って今は「王道プロレス」は気にしてないのかな?見てもどこらへんに王道感があるのかがよくわからなかった。チャンピオンカーニバル見れば伝わってくるものがあるのかな。

フリーや他団体の選手もたくさん出ていたしオモチャ箱感があった。半分くらいは名前も顔も初めて見る選手で、プロレスラーってこんなにいるのか…まだまだなんにもわからないなとなった。「インディー」との線引きってどこなんだろう。秋山選手からTAJIRI選手にコーチが変わり、全日のイメージを変えてきているとネット眺めてると書かれてるので、私が感じたオモチャ箱感はその変化なのかな?前から?

試合で気になった選手の名前で検索してちょっと前のインタビューを読むと、レッスルワンができるときに選手がたくさん出ていったとあるから、団体としての色がそういうときに消えてしまうのかな。

 

友達は終わった後も楽しかった、と言ってくれた。バチバチ系より楽しい系の試合のほうが気になるとのことだった。

 社交辞令だったのかなとも思っていたけれど、その後ラインが来て、ユーチューブで色々な団体の試合を見てみた、飯伏選手が人形と戦っているのを見て混乱した!ときた。すごい学んでいるし本当にちょっと気に入ってくれてる感じ。飯伏ってファンの裾野広げるのに本当に貢献してるんだろなあ。

エンタメに振り切ってるのがDDTだよというのはこの間教えて興味ありげだったのでササダンゴマシンのパワポや、ついでにイケメンの入場も教えたら、どっちも楽しい!DDT見てみたい、と返ってきたので地元に来たら行こう!となった。楽しみだ。

 

そのやりとりをしたあと、イケメン選手は最近インスタ更新してるのかな?と思ってチェックしたら、ちょうどWWE行けた報告したところで、すごいタイミング!となった。人気が出るのかわからないけどやりきってほしい。

 

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ツイッターにあげたら「なんかすごい不思議な空間でいいですね」とプロレス全く興味ない子が言ってくれた。たしかに変な空間だ