オエウイのプロレス日記

プロレスについて記録用。2018.10初観戦。生観戦すると書くこと多いです。たまーに更新

69 コロナめ~な話

4月の頭は、地元に来たNOAHの試合を観に行くはずだった。

何日か前からHP等をチェックし、引退するレフェリーの記念試合なのね、レフェリーのサイン会があるのかあ、記念にもらっておくかな。鈴木秀樹のシングルの試合、2年前はコロナで見に行くの諦めたんだよな。こんな田舎で見られるなんてラッキーだなと、ワクワクして過ごしていた。

チケットどの席にしよう。前回より前方の値段上がってる。レディース席というのもできたのね、どうしよう…都会に行く交通費を考えたら今回4千円以上浮くわけだから、一番高い席買ったとしても実質後楽園の6千円の席と変わらない!という理論により高い席にした。

 

そうやって楽しみにしていた試合の数日前、家族が、PCR検査受けるって、言い出したでは、ないですか。

 

そんなまさか…プロレスどうなるの…いやでも…陰性でしょうきっと。

 

祈るような気持ちで結果を待ったが、陽性ということが判明した。

 

あああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーー濃厚接触者になっちゃったーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

よりによってこのタイミングかよ、ふざけんじゃねえよ。

私は外に対しては善人なので、職場の人が感染して濃厚接触者になったとしたら、「まあしょうがないかあ」でやりすごしたかもしれないが、家族となると「てめえふざけんじゃねえこのやろう」である。普段からしゃべらないので特に怒りもぶつけずには済んだが、心配する気持ちは全く起こらず、ただただ恨みだった。

今回初めて知ったことだが、濃厚接触者は「会社には行くな」と保健所から指示があるが、「外に出るな」とは言われない。陽性者になって初めて「外に出るな」になる。

不要不急の外出は自粛するよう言われている。食品の買い出しくらいは自分たちでしろということだと思うが、私にとってのプロレス観戦も不要不急じゃありません!一期一会の機会なんです。と思いつつ、まあ、諦めるしかなかった。

 

虚しい気分のまま、布団をかぶってレッスルユニバースで観戦した。

ここ数ヶ月NOAHに対して複雑な気持ちがあったので見なくなっていたが、見ない間に「アベマで放送されたのもすぐにレッスルユニバースに上がるようになっている!」「藤田選手不思議なことになってる!」「ゆにばーす・ばいぶるこれは打ち切りかなあ…ジャンプ並みに終わるの早いのね…」と変化に驚いた。

 

地元に来るNOAHの試合といえば、映像スクリーンはなかったり、入場ゲートは簡素なものだったり、質素な作りで、まあ来てもらってるだけありがたい…という感じだ。

今回「ユニバースの生配信あるんだなあ」というところから、今までよりかは力入れているんだなというのは感じていたが、実際ユニバースを見てみたら、実況と解説がいる!?セットが豪華!?全日のレフェリーの人が来てる!?とビッグマッチ仕様みたいになっていて驚いた。お客の数もいつもの倍くらいはいたような雰囲気。和田レフェリー来るよと宣伝してたら、全日ファンがレアなもの見に来るためにさらに集客できたかな?他団体の宣伝になっちゃうから全日が許さなかったのかな。

 

試合も1試合1試合面白かったし、久しぶりに配信で集中力を途切らせることなく楽しめた。

 

試合後のセレモニーも温かくて華やかな雰囲気だったし、福田レフェリーは「職人」って感じですっきりとしたスピーチをし、なんて良い大会だったんだ!となった。

濃厚接触者の退屈な日々だったので、次の日も行った人の感想めちゃくちゃ漁った。常連さんはほとんど来てたのかな?すごいな(関係ないけど、以前新日の熊谷大会に車で行ってみたら案外近いことがわかり、だからこっちで大会があるときも熊谷ナンバーの車がたくさんあるんだなあと熊谷に親近感がわくようになった)。

 

なぜあの場所に行けなかったのか…悲しいがしょうがない。次来るときもGメッセでやるのかな?今までは駅からアクセスが悪い会場ばかりだったから、県外客見込むならまたGメッセでできたらお客増えてきそうでいいわね。また来年かなあ。

 

私はPCR検査陰性だったが、家族はもう一人感染してしまった。家から出られるようになって1週間経ってもまだ辛そうなので、コロナは風邪に近づいているのでは?という感覚もあるけれど、インフルと同等以上には大変そうなので、やっぱりかかりたくないな。

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私がプロレスを見始めて、初めてリング上で大事故が起こってしまった。

「命をかけて戦っている」とはよく聞くけれど、実際に命にかかわるようなことが起こると、生々しくて重たい。

「レスラーは鍛えていて大丈夫な人たちのはず」の担保が崩れてしまう。

大谷選手は運営のほうも担っていたみたいだし、心身ともに負担が重かったのかなあ。こういう事故無くすためには、レスラーに無理が出ないように、根本的なものを変えていかなきゃなのだろうけど…。

杉浦選手のツイッターのリプライ欄が荒れている。本人だって責任感じているだろうに、よけい追い詰めることで何か変わることがあるのだろうか(この間の記者会見では事故について触れられなかったけど、明らかにどんよりとしていた)。大谷選手の熱心なファンだったら、気持ちをぶつけたくなるのもわからなくもないけれど、大半の人はそうではなさそう。

試合後のバックステージコメントが非難されてるみたいだけど、頭の中パニック状態だったのではないだろうか。混乱の中を最適解で答えられるほど器用なタイプには思えない。

新日だと、石井選手が激しいスタイルだけどもう危なくなってきているのではという意見を読んで、ああ確かにちょっと心配だ…無理しちゃうタイプだろうし…。本人の中で、何歳までとか区切り考えてるのかな~。

自分が熱心に応援している選手がそうなったら、もう見るのは辞めてしまう気がする。