オエウイのプロレス日記

プロレスについて記録用。2018.10初観戦。生観戦すると書くこと多いです。たまーに更新

25 初めての1人後楽園ホール

9月に、NOAHのN-1の試合が見たくて、初めて1人で後楽園ホールまで行ってきた。

 

今年はなんだかんだ毎月プロレス観戦に行っている。

9月は家での用事が忙しいので行かないと決めていたけれど、ユーチューブでNOAHの試合を無料配信してたので見たら、おもしろい!!となり、これからの試合日程を見たところちょうど仕事が休みの日に魅力的な対戦カードだったため、勢いでチケットを買ってしまった。

 

地元で観戦した時に、杉浦選手のバチバチのファイトスタイルが印象に残り、ツイッターもフォローしていた。おっかない顔なのにワンちゃんにメロメロでギャップがすごい。

ユーチューブで見て望月選手と拳王選手が出る試合に期待し、もちろん杉浦選手の試合も楽しみにしていた(関係無いけどNOAHのポスターかっこいいのが多くて好きだ。キャッチコピーの「美学のある闘い」っていうのも良い)。

 

試合がある日は台風の翌日だったため、電車は計画運休の影響をもろに受けていて(台風自体の被害は地元は全然だった)、午後から出発したのに本数は減らされているし、途中で40分くらい停まったりしていた(帰りまでに正常になるかなと願っていたけれど、試合の合間にツイッターで電車の状況を検索したら、よけいに乱れてどうにもならなくなっていた)。

行くのを中止しなかったのは心が強くなったなあと思う。

 

普段通りに後楽園までJRで行ったら混乱に巻き込まれるかなあと思い地下鉄で後楽園駅まで行き、なんとなく改札を出て、東京ドームの入場ゲートをここかあと認識したり、どうやって後楽園ホールの1階に行けばいいかわからず不安になったりしながらなんとなくたどりついた。

 

 一人でグダグダ時間つぶせる性格じゃないので、中に入ったら席に直行した。本当はグッズも見たいけれど、威勢がいいところが苦手だ。これもそのうち慣れるのかなあ(休憩時間も、お尻痛くなるとわかってはいるけど動けず席でじっとしてしまった)。

 

 待っている間スクリーンやら他のお客さんが通るのを何となく眺める。NOAHはストーリー展開説明するような煽りVは無いのかな?

 

新日はオレンジの席も5列目くらいまで特別リングサイド席(8500円)だけれど、3列目でもリングサイド席(5000円)だった。なんだかとても得した気分だ。リングサイドのパイプ椅子の席も3列くらいしか置いてないのでゆとりがあるし(新日は5列かな?)、木の席もお客が行き来しやすいように席を埋めて行ってあって、ぎゅうぎゅう苦手な人間には優しいなあと思った。他の団体もきっとこんな感じかな。

 

コンビニで買ってきたおにぎりを食べながら、お客さんの様子を眺める。

私の前の席の人たちはおじさんが多かった。たぶんおじさん率が新日より高い。職場の人が、90年代のNOAHの人気はすごかったと言っていたけれど、三沢選手が活躍していたころからのファンなのだろうか。

 

女性ファンが、紙テープを投げるのを、他のお客さんにお願いして回っていた。地元で見た時も紙テープをお客さん投げていたけれど、後楽園ホールはスポットライトが強いから反射してきれいだった。練習生の子は1人くらいのようで、紙テープ回収の人手が足りず、レフェリーの人たちも行っていた。練習生の子は回し車に乗るハムスター並みに手を動かして回収していた。

 

7月と8月の観戦はビッグマッチだったので、小さい会場は久しぶりだった。

リングが揺れる音と筋肉がぶつかる音、やっぱり気持ちがいい!と試合開始早々ワクワクした。ネットでばかり試合を見ていると、だんだん飽きてきちゃうんだけど(集中して見るのは3試合くらいが限界)、生観戦のドキドキ感はすごい。

地元で観戦したとき、丸藤選手はケガで欠場していたので、初めてになった。なんか動きがおもしろい感じがしたけれど、1試合だけだとまだなんで天才と言われるのかわからなかった。後ろの会社員の人たちは、丸藤選手が勝つのを見たくて来ている感じで、負けて全敗になってガッカリしている感じだった。

 

 

観戦してからだいぶ日が経ったけど日記に残しておこう、と思って書きはじめたが、悲しいことにまだ選手の見分けが曖昧なうえに、動画で見返せないし、あの記憶は誰の何だったんだろう…となってしまっている。でもこれもこれで思い出だ。最後の3試合がもはや塊での印象としてしか残っていないが、熱くてワクワクしたのは確かだ。

 

失神レフェリーストップを初めて見てしまった。中嶋選手が拳王選手に蹴られた直後すぐにストップかけていた。エエエと思ったけどすぐに意識回復していてよかった。ああやっぱりこんな危ないもの何で私は夢中になっているんだ。

 

杉浦選手の胸が、開始早々チョップ数発で裂けて出血してしまい、客からは悲鳴が上がっていた。ツイッター見てたら丸藤選手との試合でも胸から出血してたから、切れやすくなってるようだ。

出血…棚橋が「プロレスを見たことが無い人は血が出るという先入観があって嫌がる(出血しないのに)」と言っているけれど、私が後楽園で観たこの半年の大会、3回連続でまあまあしっかり出血していて、血が特に苦手な人間なのになぜ…となっている。私がデスマッチを見るよう、試合中の出血に慣れさせるための神様の布石なのだろうか。実際ちょっと以前より落ち着いていられた。

杉浦選手…だったかどうだかもう定かじゃないけれど、汗の量がすごいのか、チョップを受けるたびに汗が水しぶきのように飛んでスポットライトに反射していた。すごい、生きてるって感じだ。

 

ということで楽しかった。

 

ネットだと席がガラガラとネタにされているけれど、その頃から比べたらだいぶお客さんの数回復してるんじゃないだろうか?7割以上は入っていたと思う。

今のところプロレスラーに対して幻想的な憧れを抱いているので、業界全体が盛り上がっていった方が嬉しい(ただの横暴な野蛮集団だと思ってしまったらいっきに醒めるだろうな…)。

新日のイッテンヨンとイッテンゴに被せるように、後楽園で試合をすることが発表された。週刊プロレス読んでいたら、前の親会社は2年でダメになったと書いてあった。こういう挑戦も親会社によって全然方針が違うのかな?

 

試合が終わり、ツイッターで調べて、もう電車はダメそうだとわかってはいたものの、いちおう急ぎめで乗り換えの駅まで行ったけれど、やっぱりダメで、8時台の電車が表示されたまま掲示板は止まっていて、ホームにはとりあえず待っている外国の人が数名いるだけで、諦めて新幹線で帰ることにした。

イカで入場していたため新幹線の切符を途中の駅から買ったときにはどうすればいいのかわからず、切符売り場の辺に駅員さんいないしすぐに人に聞けない性格なので、わざわざ一回改札を出て切符を買って時間を消費してしまい、新幹線のホームがこれでもかというほどの地下で、一応小走りになってはみたものの1本乗り過ごし、ああ…となった。

人身事故とかで電車止まった時、私はどうするんだろうと思っていたけれど、ついにその日になった。よかった新幹線停まる駅で。カプセルホテル泊まるより帰った方が安上がりだし。

久しぶりの新幹線は快適だった。速い!お金持ちだったらプロレス帰りは毎回これにしたい。みんな電車止まって困った族のようで、短い区間で降りていく人が多かった。

新日で買う時より3500円も安く買えちゃったなとウキウキしていたのに、新幹線代でパーになった。まあでもよかった。

試合がおもしろかったので、11月の両国も買ってしまった。こんなことになると思ってなかったので、両国でNOAHの大会見たその日に地元に帰り、次の日のお昼くらいまで地元での用事を済ませ、たぶん新幹線でまた東京に行き、同じく両国でDDTの試合を途中から見る、という普段ひきこもりの人間にはなかなか無いお金の使い方と忙しさで、じゅんちょうに自分がオタクになっていくのを感じている。

 

10月の末に新日の試合を見に行く。まだチケットが届いていないので、最前列になることを淡く期待しながら待っている。