オエウイのプロレス日記

プロレスについて記録用。2018.10初観戦。生観戦すると書くこと多いです。たまーに更新

54 ちょっと物足りなかった地元での観戦

すっかりまた月日も経ち記憶が薄れゆくが、記録しておこう。

 

3月、地元に新日が地方巡業で来たので行ってきた。

今回は友達と、そして母。

 

母は棚橋とオカダが「素敵ね」だから付いてきた。去年のスーパージュニアは2人が来なかったし、人混みに行くのを父が反対したので来なかった。今回も父はいい顔していなかった(私が個人で県内の試合行くのには諦めてる雰囲気だ)。

 母はぬいぐるみ好きおばちゃんだ。私が買った新日の福袋に内藤のぴょんすけが入っているのを見ると、かわいい!棚橋とオカダのは?と聞いてきて、オカダのは似てないから要らないとのことで、棚橋を買い、今回行くのにかばんに忍ばせていたので、会場についてから母の肩に付けておいた(嫌そうだったけど、地方の普通のおばあさんがつけてたらレスラー喜ぶんじゃないのかな)。

 

甥っ子が3歳になったので、そろそろ連れて行ってもいいんじゃないかな~って思ってるけど、姉にも甥っ子本人にも嫌がられた。 甥っ子ビビリだからなあ。

 

席はファンクラブ先行で買い、3列目だった。良くも悪くもないな…良いのかな…いつだって一番前を期待しているよ。

 

ニュージャパンカップが終わって1週間休み後の試合で、全試合大人数タッグマッチ。

これは…もう…練習試合だよな…というのがわかりきっていた。しかもコロナ対応の試合だからタッチできるかな~っていう楽しみも無い(母は行く前に「がんばって握手してくる!」って言ってたので全然できないよと教えておいた)。今回オカダは特におちゃらけモードが強かったな。ファレの背中におぶったりしていた。

普段だったらそういうリラックスした感じも好きだけど、今は都会に行くことも、こういう祭り的な場に行くこともほとんど禁止な雰囲気で、1回1回が貴重になってくるので、普通にやってもらえるとありがたいっす。

 

母は時々、ビッグマッチを一緒にテレビで眺めて、どんな試合になるのか知ってるので、今回の大会は「お遊びね、ふざけてるわ」と批評していた。死にそうな試合一回見てみたいそうだ。地元じゃ難しいだろうな…。

棚橋がガウンを脱いでお腹見せるところは「体自慢してるのね~」と言っていた。遠いから太ってるかどうかわからないしね。

 

そんな地方興行でも、やっぱり新日のお客さんは気合入ってる人たち多くて、後ろの席の人は何体もクマの人形を抱え、ぴょんすけを全員分付け、ユニットごとにタオルを変え、いったい応援グッズいくつ持ってきているの!?という感じだった。前の席に座っていたお姉さんはきっと高いだろうロスインゴのジャケットを着ていた(ちなみにツイッター徘徊していたらその人たちのアカウントを見つけた。プロレスファンの世界って狭いなあ)。

 

楽しかったのは第一試合のロスインゴ対ヤングライオンだ。ヤングライオンは地方の試合もちゃんとやってくれるから好き。

ツイッターで「地方はロスインゴファンが多いよね」と追っかけファンが比べていたけれど、やっぱりロスインゴの入場はなんかみんな撮影の時の熱の入り方が違う。普通のおじさんに見える人も本気でやっているもん。

辻選手が内藤に対戦アピール続けていたけれど、場外乱闘で内藤が辻選手を鉄柵におもいきりぶん投げてガッシャーンとなり、辻選手が席のまあまあ近くで横たわることになり、母も友達もみんなで「すごい…」とつぶやいてしまうほど痛みが伝わってくる衝撃音だった。ちょっと引いちゃったよ。

 

オーカーン選手は地元凱旋だけれど、オーカーンに変身しているので前橋市出身ですとかはアナウンスされていなかった。家族で来てたオーカーンファンの人がいたので、家族とか親戚かなあと友達とヒソヒソ話してしまった。

 

ヤングライオンの数が足りず、鉄柵に選手がぶつかるとぐちゃぐちゃになったままになったりしていたが、石森選手がそれを何気なく直してて、ヒールなのに直した…となった(友達も見てて思ったらしい)。やっぱり真面目なんだろうな…そして全体を見回してるんだろうな…誰もリングにいないと戻って戦ってバランスとったり、試合の終わりに棒拾ってたし(KENTA選手の棒劇場はこの辺からだったよな。大会にテーマが無い時期用に考えるなんてすごいなあ。棒劇場終わっちゃったけどマイク素敵だったし、ヨシハシ選手との試合普通に楽しかった)。

バレットクラブが5人出るのは多すぎるな。どこ見たらいいかわからん状態だった。

 

友達はデスペさんの身体マニアなので、一眼できれいにデスペさんを撮れて満足そうだった。デスペさんの試合が一番良かったとにんまりしていた。

 

母は帰ってから「武士みたいな名前の人かっこいいわね。笑わない人」と言っていて、武士…BUSHI…?となったが、SANADAのことだった。 好きな選手が増えると見に来る理由になるね。

 

去年の秋も新日来てくれたが、ジュニア選手だけだったので、ヘビーの選手を間近で見るのは1年半ぶりくらいかな。

 

棚橋が去り際花道で「また来るから、元気でね」みたいなこと言ってくれたのが嬉しかった。一番前に座っていた、地元の大会の時だけ見かける年配のお客さんが、棚橋に大きく手を振っていたけれど、お客少ない時代から見に来てて顔見知りなのかなあとか想像してしまった。やっぱり棚橋が好きだ。この前に見てた、山梨かどっかのなんてことない大人数のタッグマッチでハイフライフローしてて、あんまり行けない地方でお客さん楽しませるためにやってるんだなあって感動した。ジェイが子供いじったりして盛り上げてるのも。

 

そうなのよ棚橋。もう1年以上都会行けてないのよ。収束するまでは行く気も無いの。そういうお客さんいっぱい来てたと思うよ。地元の大会さえ自粛してるファンもいるよ。非日常を続けてくれてありがとう。まあ正直物足りないけれど、振り返った時に、こんな時代もあったねと言えるのを楽しみにしているよ。それまでもちこたえてね