オエウイのプロレス日記

プロレスについて記録用。2018.10初観戦。生観戦すると書くこと多いです。たまーに更新

10 新日本プロレス 雑記(イヤホン導入、棚橋のファンサービス等)

今日でしたらニューヨーク大会のこととか書くべきなのでしょうが、そんなプロっぽいことできない。観客が不満表すのに自然な感じで中指突き立ててるの、ああ文化が全然違うなあと思った。女子プロも初めて見た。怒りが激しいタイプの女性を思い出してしまい、身近すぎてダメだ…となったけど一回くらい会場で見てみたいな。

 

この数ヶ月でこまごま思ったこと。

イヤホンを去年の年末から導入した。臨場感がめちゃめちゃ出ていい。ブルートゥースにしたら、充電とか接続とかがめんどくさいけど、ちょっとトイレ行く時とかも展開が追えていい。

実況が無い地方の試合は、カメラも少なくて定点だしなんか寂しいなと思っていたけれど、イヤホンをしているとその会場のお客さんの盛り上がり方を注目する遊びができると気付いた。

イケメンで女性人気は高いけど、盛り上がりに欠ける試合の時に、静かな場内に女性のコールだけが響いてると、なんだかハラハラしてしまう(このままでこの選手大丈夫なのかな!?ってなる)。ずっと名前を絶叫してる女性がいると、耳がちょっと辛い。SHOとYOHが女性人気意識したチャラいスタイリングなのは伝わってくるけれど、他の選手はどこが女性のツボに入るのかなあと観察中だ。デスペラード、SANADA、BUSHIこの辺は女性の声援が多いと思う。マスクマンに人気が出るのは、神秘的な感じがするからかな。

 

職場等で年上の40、50代の人たちとプロレスの話になると、やっぱり昔は夕方やゴールデンタイムにテレビで放送されていただけあって、好きだった人が多い。結局なかなか90年代のプロレスをたくさんはチェックできていないので、話し合わせるためにも知っておいた方がいいな。試合数が多すぎて何見たらいいのかがわからない。全盛期、とかよくわかんないんだよな。UWFとの抗争とかおもしろいらしいけど。

新日じゃないけど、黒潮イケメン次郎 選手の入場シーンをユーチューブで見て、なんだかクセになった。もうアメリカ行っちゃったからなあ。本当に会えるうちに行かないと、プロレスは流れが速すぎる。

 

友達が見に行っている試合を、大体の座っている場所を聞いて、ワールドで映るか探す遊びをするのが好きだ。友達と試合中にLINEやり取りしてると、私の好きな選手の画像を送ってくれたりするが(今一番好きなのは石井選手だ)、ライブ配信の数分先に登場する選手だったりするので、未来と交信しているようで不思議な気分になる。

この間は棚橋選手にタオルで汗拭いてもらうのに成功してて、そこだけ10回くらい見て、よかったね…!ってなった(ちょっと奥の席だったので隣の人たちに協力してもらっていた。温かい場面だ)。当然すぐににおいチェックするかと思っていたのに、その場では感激して拭いてもらったタオルを握りしめるしかできなかったらしい。その後嗅いだら無臭だったとのこと。友達はデスペラード選手や田口選手に気持ちが傾いていたのに、やっぱり今回のことでまた虜になっていた。結局はみんな棚橋に帰ってくる、というの本当だな。

ファンサービスといえば、棚橋選手が先日のニュージャパンカップでメインで勝っていて、初めてあの会場を一周するのを確認できた。数百人?のお客さんと握手したり、抱きしめたり、タオルで汗拭いたり、小さい子は頭撫でたり。すごいなー。あんなのみんな好きになっちゃうよ。家族に連れられてきたんだろうなっていうおじいさんおばあさんも抱きしめてあげていた。汗を付けてもらおうとどんどん差し出される棚橋コスのクマのぬいぐるみ、8500円くらい?何匹差し出されたんだ。30匹くらいはいたかな。25万円?あの会場だけで経済効果25万円を感じた。

棚橋選手はずっと髪の毛いじめてるのにフサフサですごい。他の選手は後退がやっぱり気になってしまう。ずっと金髪なんて、ブリーチで肌痛くて大変な人も多いだろうな。赤とか紫とかも色がすぐ抜けて枕に色付きまくりで大変だろうな。

格闘家の犯罪がニュース報道されるたび、がっかりする。優しい力持ちであってほしい。腕っぷし以外に生きるすべがない人が多いのかな。昔のレスラーの方がずっと破天荒なんだろうけど。 

 

外国の選手は、契約終了とともにフッといなくなってしまうと知った。チャッキーTの狂ったキャラクターとか、あれはなんだったんだろうか。なぜあのタイミングで始めていなくなってしまったんだろうか。

先日の試合で実況アナウンサーが勉強不足とやや批判されていたけれど、良い悪いというのがわからない。私自身が全然技の名前覚えられないというのも関係しているだろう。相撲を少し好きだった時期があるが、その人の得意な技とか、そういうのがわからない。サッカー好きの友達の話を聞いていると、サッカーでもこの解説はだめとか、この審判はだめとかあるらしい。プロレスのレフェリーは普通のスポーツと違うしな。

 

4月に地元である試合に、母も連れて行く。一番高い席買ったのに、そんな前じゃないので、ぼったくられた、とショックだが、プロレスに興味のない母からすれば「そんな前なの」という感じだ。母に棚橋選手のファンサービスを受けてもらいたいが(私も受けてみたいが)、こんな中途半端な地方でサイン会は無理だよな~。しかもこの間あったサイン会は2時間並んでも整理券もらえないくらい争奪戦のようだったみたいだし、老人巻き込めないな。

毎月行くの止めようと思ったのに、ファンクラブ会員になったらメールでチケット情報が来てしまい、誕生日月だから自分へのお祝いで行っとこう、興味ない友達が一回行きたいって言ってたから日曜の先行申し込もう、としていたら、今年は6月まで毎月行くことになっている。ああお金。

9 新日本プロレス ただのゴシップ的話

追記:検索の邪魔をするまとめサイトにここの内容がコピペされてて、おおついにこういうのに!と驚いた。めちゃくだらない内容だけど、やっぱりやられるといい気分はしないですね。情報源書いてあるんだから、お金儲けしたいなら自分もそこ読んで書きなよーと思うけど文句送るほどメンタル強くないわ。

 

まだハマりたてで、選手の名前を曖昧ながら検索していたころ、予測変換に「不倫」と出てくる人がいた。

当然ながらクリックしてチェックすると、奥さんのいる選手が女の子とイチャついているのを週刊誌にスクープされたり、不倫していた相手がLINEのやり取りをSNSにアップしたり、そういう記事がたくさん出てきた。

ヒールレスラーや硬派イメージな人のLINEでの甘いやりとりが暴露されるのは、リベンジポルノの一種だよなと思った。誰だか知らないレスラーの不倫もついでに出てきちゃうから、名前を覚える入り口が「不倫の人」になってしまい、実際試合とか見ても「あの不倫の人…」という目で見てしまう。

 

 スマホサイトの会員に2ヶ月くらい前になった。

私は有名人の人生相談ものが好きなのだが(ネットを検索すると出てくる、棚橋選手が答えてるのも、ちゃんと考えて答えてて好きだ)、真壁選手の2013年くらいの人生相談コラムを発見して読んだ。

ダイエットの相談に「寝る3時間前から食べないほうがいいんじゃないか」と当たり前のことを答えていたんだけれど、私はそこで素直にウンウンそうだよね、となり、この一ヶ月くらい夜9時以降は食べるのをがまんできるようになった。本当にどうしてしまったのだろうかと自分でも思う。

 コーナーの締めは必ず、下ネタみたいなので落ちを付けてて(チェンネエの体マッサージするのが得意だぜグフフフみたいな感じ)、ノリがガツガツとしていて、男社会だなあと感じた。きっとこの頃なら、昔の歌舞伎界と同じく、「女遊びは芸の肥やし」として扱う風潮があったんじゃないのかなという空気だ。

今連載しているレスラーの日記を読むと、女の子大好き、の雰囲気はあるけれど、もっと柔らかい表現になってる気がする。時代の変化なのか、女性ファンが増えたせいなのか。

と書きつつ、いやいや田口監督の下ネタ時々本当に気持ちワリイナと思う。

でもレスラーとしての顔をオフにしているときに、そこら辺のスタッフやファンに本物のセクハラするようなタイプに見えないからオーケーなのかなー。相手の気持ち考えるタイプに見えるからいいのかな。

 

 レスラーの家庭ってどういう雰囲気なんだろう、奥さんは大変だろうな。主力選手って、ほとんど家に帰れないんじゃないのだろうか。一回地方巡業が始まったら2週間近く帰れないだろうし、東京にいたとしても夜試合だから、子供が小さかったらすれ違いの生活だろう。

物理的に離れている時間が長い分、まあ不倫しようと思えば地方妻作るの簡単だろうし、奥さんは子育てしてたらけっこう孤独だろな。だから逆に、愛妻家のレスラーの話は好物だ。

シックスドットナインを見ていたら、田口監督が元奥さん、と話を出してたので、離婚してるのか~やっぱり離れてる時間が多いとダメなのかな~と思ったが、年末のイベントで中学生のお子さんと共演してて、よかった、円満離婚だし、たぶんちゃんと養育費払ってる…と安心した(甥っ子ができてからというものの、全ての子供が健やかに育つことを願うようになった)。

 

ここからは本当にただのゴシップ的な、読んだ人がしらけそうな話になります。

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田口監督の、子供への愛情を感じ、人柄への安心した思いでインスタとかで画像検索していたら、最近の画像でも私服やスーツの時に薬指に指輪してて、ん?再婚してるの?ヨリを戻したの?それとも彼女?となった。

芸能人的に好きな感じがあったので、離婚したままだと思っていたので勝手にショックを受けた(付き合いたいとか結婚したいとかこれっぽっちも無いのに、なんでショックを受けるんだろうか、よくある話なのだが不思議だ)。

再婚してるの?とネット検索しても、クソまとめサイトとか、全然ダメな知恵袋しか出てこなくて(旅行の時は知恵袋すごく役立つのに、プロレスの内容は薄いのが多いなと思う、まあこんなこと検索しちゃってるわけだけど)、モヤモヤしていた。

2014年にできた技の名前「オーマイ&ガーアンクル」は、奥さんと話していた時に出てきた、となんかのインタビューで言っていたのが記憶にあり、そんなくだらない話ぐだぐだできる間柄でも離婚して、その後さっさと再婚するのか、ちょっとガッカリだと思ったが、スマホサイトの監督の日記で、大体のことが分かった。

日記でプロフィールを改めて紹介したときがあり、離婚して再婚したことが記されていた。やっぱり再婚しているのか。

そして2016年頃の日記で、3歳の娘さんの話をしていた。まだ小さい子がいるのか!と知らなかったので驚いた(有料サイトの話ってどこまで書いていいのだろうか。このくらいならいいのかな、他でも言ってるのかな、と思いながら恐る恐るだ)。

その後離婚した様子は無いから、娘さんは二人目の奥さんとの子だろう。

1回目の結婚が早々だめになって、2回目の結婚したのか、と推察して解決した。

そういえば2007年の日記には息子さん出てくるのに、いつのまにか話に出てこなくなった。離婚と再婚はひっそりとしたようだ(ツイッターを徘徊していたら、本当の話かどうかわからないが、離婚して1か月後に今の奥さんと出会ったと書いてる人がいた。やっぱりレスラーは出会いが多いんだな。たくさんの女性からアプローチされて、調子乗らずにいるのは大変そうだ)。

そういう目で見るようになりましたら、けっこう公式イベントにも指輪したまま出てるのに気付き、働くパパなんだな。下ネタキャラなのも、奥さんはあきれつつ見守っているのだろうなと妄想が広がる。

日記では体の痛みの話が良く出てきてて、痛風に苦しみ、お尻の穴もゆるみ始め、ケガのイメージが無い選手もあちこち痛くてガタガタなのか…となったが、50歳になってもがんばって稼いでほしい(追記.大ケガしてから試合スタイル変えたと知りました)。

昔のまじめに書いていたころの日記を読むと(今はネタが無いようで言葉遊びで終わることが多い)、地方巡業に出たときの1日の流れを書いていることがあった。寝る前に家に電話する、とあり、離れていても気にかけてていいな。お家を掃除するのが好きとも書いてあったので、家にいる間は家事とか子供の世話とかも積極的なのかな。優しくて穏やかで力持ちのパパとか最高だな。元奥さんとの子供との間もうまくいってそうだし、現実は色々あるんだろうが、妄想で輝かせておきます。

ほとんど家に帰れない人が指輪してるの愛だな。「ちゃんと家族のこと思ってるよ」っていうサインみたいでいい(棚橋選手は逆にファンの気持ちを思ってメディアの前では指輪してない気がする。みんなの棚橋だもんな。どっちも何かへの愛だなあ)。

 

All you need is loveだなあ。ビートルズだなあ。

 

 

( これはわかりにくいけれど、こういうところからチェックしてた。きもい行動でした)

8 新日本プロレス ファンクラブ撮影会

ファンクラブに入ってしまった。

飯塚選手の引退試合の日、ファンクラブ撮影会が天山選手だったのだ。前日わかって撮ってほしい!となり、4月に地元でも試合があるからそこでも撮影会参加できるし、2回行けて6千円ならいいのでは…と考え、勢いで入会してしまった。

 

当日、撮影会の締め切り時間をよくわかっておらず、行ったことがある友達が時間はわからないけど急ごうと言うのでそれに付いて行ったら、5時ちょっと前に並んで、5時に締め切っていたので、ギリギリだった…!となった。並んでいると、関係者用駐車場の出入り口から業者が花束を持って入ってきたので、飯塚選手用か…と思った。

 

エレベーターホールより奥にある階段から、7階?くらいまで上がる。列はちょっとずつ進むので上がるのは大変ではなかった。事務所のようなところや、パソコンで音響やら配信の何かしてるっぽい人たちとか、裏側がちょっと見えるので楽しい。

選手と触れ合うイベントだから、女性のお客さんの方が多いのかと思ったけれど、男性の方が多かった。普段はどうなんだろう?

途中の階段で、1列で上がっていたのが急に2列になったように見えたので、どういう並び方になるの?とどぎまぎしたが、グッズのサイン会の列だった。私も田口監督の時にここに並んでたのかーとなった。

 

通常は会員証を持ってきて提示するのだけれど、会員証は一ヶ月くらい後に郵送されてくるとのことで無く(この間3週間くらいで届いた)、そういう人は入会したのを証明できるメールやサイトの画面を見せて下さいとサイトに書いてあった。会員番号が記されたメールの画面を用意しておいた。

 しかしメールの画面を見せる時、手が滑って受信一覧に戻ってしまい、どのメールが証明できるやつかわからなくなってしまい、モタモタしてしまった。

会員証のチェックはヤングライオン前のヤングヤングライオンみたいな男の子がやっていたのだが(普通のスタッフなのかな?)、こちらがモタモタしているとヤングヤングライオンが他のスタッフから段取り悪いとドヤされていたので、申し訳なかった。

普通は、カラオケのデンモクみたいな機械に会員証を当てて、ICチップを読み取って、カードが有効期限内かどうか確かめるようだ。忘れた人やまだ無い人は、会員番号を手入力してチェックするようなので、会員番号がわかりやすい画面を準備しておくのが正解だとわかった。免許証などの本人を証明できるものも必要です、とサイトには厳しいことが書いてあるが、基本的には会員証だけでいいようで、提示は求められなかった。(追記:上の厳しいスタッフがチェックしてる時期があるようで、その時は友達が会員証忘れたらダメだったし、私も身分証とチケット確認された。わざとやってるわけじゃないし、融通利かせてくれた方が嬉しいなあ。地方でプロモーターが運営してる大会はゆるい気がする)

 

試合前ということで、かなり流れ作業だ。空港の荷物検査よりあわただしい。

会員証をチェックされ、長机にカゴが置いてあるのでカバンや上着を入れ、カメラを起動させて撮影担当のスタッフに渡し、撮ってもらい、選手と握手して、写真がボケてないかチェックし、OKなら終了、という流れだ。体感10秒ちょっとだった。

ニヤニヤしていたらあっという間に終わってしまった。

スタッフの方は基本笑顔で対応してくれる。田口監督のサイン会の時もスタッフが優しい感じだな、と思った。 優しいスタッフ配置してるのかな。

 

天山選手は、やっぱり大きかった。

試合の前に、上野の国立科学博物館に行ってきて、水牛とかイノシシとか熊とかの剥製を間近で見てきていたのだが、同じような圧を感じた。大きい、ということの説得力。

撮影の時、背中をこそっと触っておいたのだが、ごつごつしていた。握手したら、めちゃめちゃ手が大きくて、かさかさだった。ああ説得力。

下りはエレベーターを使うのだが、友達と興奮して「硬かった!ごつごつしてた!」とバカみたいな感想を言って喜んだ。

 

普段自分が写った写真を見ると、笑顔がぎこちないなあと思うのだが、天山選手と撮った写真は、本当ににっこりとしていて、心からの笑顔になっていた。私こんな顔できるんだなあと感心した。やっぱり恋してる顔だな。天山選手はもちろん作り笑顔なのだろうが、満面の笑顔で撮ってくれるので見ていて気持ちがいい(田口監督の撮影会を画像検索すると、時々表情が消えていて心配になるのだが、鬱っぽいのだろうか。痛風が辛い日もあるのかな)。

1週間くらいは見返してニヤニヤして、職場の人みんなに自慢してまわった。

4月は誰か楽しみだ。抽選制とかなりませんように。田舎だからないか

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(マスク書こうと思ったけど複雑すぎた。個人を特定されるのは嫌だけど洋服隠すのは、そこまでしなくていいか)

7 新日本プロレス 初めての一人観戦

2019.9.16一人観戦が不安な方へ追記(後楽園ホールに行くと仮定して)

  1人で映画や舞台見に行ける人だったら、1人プロレス観戦は何も問題ないと思います。怖い排他的な雰囲気あったら嫌だなと行く前は思っていましたが、全然そんなことないです。女性1人もいっぱいいます。後楽園は特に多いです。

 JRの水道橋駅から行くのがわかりやすいです。陸橋を渡った後が少しわかりにくいですが(後楽園ホールの1階に行くために、階段を下がります)、新日だったら開場ちょっと前に行けば、ロスインゴのお客が歩いてるのを必ず見つけられるので、くっついていけばいいです(ほかの土地でも、駅から会場が近いならこの作戦で行けると思います)。髪色が赤とか緑とか、奇抜な人が足早に歩いていたらたぶんプロレスファンです。「ホール」とあるので体育館っぽい建物を想像する人もいるかもしれませんが、普通のビルです。

地下鉄でも行けますが、地方民の私はどの道で行くのが正解なのかいまいちわからないで毎回たどり着いてるので少しわかりにくいかも。

 5階が会場ですが、1階のトイレが広いので、トイレ済ませてから上がるといいんじゃないでしょうか。上の階に行ってからチケットチェックされます。当日券は1階に窓口があります。

 席をどれ選んだらいいか分からない人は、個人的には最初は「リングサイド席」くらいが、全体が見えていいんじゃないかと思います(段の真ん中あたりの席になります)。前の方の席でコーナーが近いと、タッグ戦の時に待機してる選手の身体がリングにかぶって見にくいです。2023.2追記コロナ対応になってから席種が変わってますね。このままになるのかな。最初は一番安い席でいいと思います

と言いつつ、後楽園ホールだったらどの席でも臨場感があって楽しめると思います(ただし西側A列の15~21番だけは絶対選ばないでください。座ればわかりますが、すごくイライラします)。↓この文の真ん中くらい、「(ここから愚痴が続きます)」でなぜ選んではいけないのか書いてあります。他団体は基本的にここにお客座らせてない気がします。

oeiou.hatenablog.com

 物販とかありますが、緊張するんだったら席直行してジッとしてればいいと思います(場所わかんなくて困ってるけど発声したくない人は、困った顔でチケットスタッフに見せればすぐ教えてくれます)。私は平均的な大人より慣れない場所に対する緊張感は強いと思ってるのですが、大丈夫ですよ。試合が始まるまでは、プロレスマニアの人を、知らない世界だなあとチラ見したり、スクリーンの映像見たりしてたらあっという間です。

 新日はルールがしっかり決まっていて、その日サイン会する選手以外のサインはもらえません。公式ホームページでルールが書いてあります。サイン会する選手は試合の前日くらいに発表になります。新日所属じゃない鈴木選手や外国人選手は公式発表はありませんがわりと毎回サイン会してます。

 地方の試合は誘導してる人がバイトが多くてあいまいなところがあるので、おかしいなと思ったら違うスタッフにも確認した方がいいと思います(撮影会の並ぶ場所とかサイングッズの整理券待ちの列とか)。

 新日は人気なだけあって席がギチギチに置かれて余裕がないので、荷物はカバン1個にまとまるくらいにしたほうがいいと思います。1階に有料のコインロッカーがありますがけっこう埋まっちゃいます。

 売店がありますが、飲食物の持ち込み自由です。観戦前におにぎりとかお弁当で腹ごしらえしてる人多いです。

 服装は、会社帰りのスーツの人とか、水商売っぽい人がきれいなワンピースにヒールとかもありますし、基本的に何でもOKだと思います(もちろんプロレスTシャツでも!その日出てない選手のTシャツの人もけっこういますよ)。酒こぼしたり汁物こぼす人がいるので、汚れてもいい服が無難です。エアコンの効き具合は、そんなに気になんないです。冬は厚着だと暑いかな?夏は試合前エアコン効きすぎてるなあと思っても試合始まるとちょうどよかったりしたような。帽子や髪型は、後ろの人の視界のじゃまにならない形が親切だと思います。

休憩時間は、新日はたぶん無いです(試合が始まる時に、今大会は休憩時間はございませんと毎回言っています)。試合時間はだいたい毎回2時間半くらいです。

 場外乱闘時の対応ですが、前の方のはじに座れば場外乱闘に遭遇するのかもしれませんが、心配するほど来ません。来たらラッキーくらいです。立ってくださいと言われたら立てばいいと思います。私もヤングライオンに守られたいです。

 新日は、後楽園ホールの試合とか人気のシリーズは「ワールド」という有料の試合動画サイトでほぼ全て中継されます(テレ朝やケーブルテレビでも放送があります)。お客の顔もけっこうしっかり映ります。私はまあ、気にしてるのなんて自分くらいだろと思って映ってる自分を見つけると嬉しいですが、嫌な人はマスクして顔を隠してます。

 席動く・試合中に立つ・動画撮る、は禁止されていることですし、やらないほうがいいです。怒ったファンが盗撮してツイッターに上げたりするヤバいやつです。

 

 選手名コールしてもいいし、痛そうなら「うわー痛そうー」って言ってもいいし、楽しんでるなら自由に声出せば、お客さんが一体感出ていいなあって思います。つまんないヤジはつまんないです。お客が目立とうとしてするヤジは聞きたくないです。

 

初心者の人が不安な点はこんな感じでしょうか?試合のルールとかは、見たことない人だったらむしろ調べないで見に行ってほしいです。何にも知らないで見ていたあの頃の私に戻りたいくらい、初めての試合の新鮮な衝撃、楽しかったです。ルール分からなくても楽しめるのがプロレスだと思います。

全然初心者も受け入れてくれる空気があるので、楽しめると思いますよ。私はまだ嫌な目に遭ったことないです。

(追記終わり)

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熊谷大会にて、初めて一人観戦した。

 

その二週間前に、ファンクラブにも入会していた。 

「ファンクラブなんて入ってしまった、私はどうなってしまうんだ。あとは一人で試合見に行ったらプロレスファンとして完成するのかなあ、まあそうそう無いだろうけど。」と思ったばかりだったのに。

 

初一人、初地方、初途中入場、の3初だった。

 行く気は無かった。2月に後楽園に行ったので、この次は4月の地元だと思っていた。お金は大切なので、試合を見に行くのは2~3か月に1回にしようと思っていた。

友達が、当日急に仕事を休めなくなり、チケット無駄になるので行ってほしい、と言ってきたのだ。数日前に一緒に行こうと誘われていたが、仕事が忙しい時期だし、定時で終わって急いで向かっても途中からしか見られないので断ってしまっていた。

 

急に託されてソワソワした(託すというか、ナンバー教えてもらってコンビニで発券したのだけど)。

そもそも私は心配性すぎて自分の行動に制限かけてしまうタイプなので、知らない土地に行くのは苦手である。

会場は熊谷だったのだが、行ったこと無いし、後楽園以外の会場にも行ったことが無い。会場分からなかったら、席がわからなかったら、途中から入るから座りにくい位置だったら、と細かいことを考え出してしまう。

 

仕事の昼休みに、電車の時刻を調べ、対戦表を見た。6時半開始だが、着くのは早くても7時過ぎになっちゃうだろうから、早くても3試合目からかなあ、2試合目の石井選手の試合が観たいなあ。

 

定時に上がり、急いで車で最寄駅まで向かう。駐車場に止めて時間を確認すると、急げば一つ早い電車に乗れそうだった。

駅からやや遠くて安い駐車場に止めたので、駅まではまあまあ歩く。体力が無いので走ると駅までもたない。早歩きするしかない。ハラハラしながら早歩きして、足がつりそうになったが、発車2分前に着いて、間に合った。

 仕事帰りに電車に乗ってイベントに向かうなんて、初めてかもしれない。普段は東京に行くときくらいしか滅多に電車は乗らない。

 心配性なので、電車に乗っている間、何回も会場までの地図を確認したり、座席表がどこかにあがってないか、知恵袋やツイッターを検索してしまった(後楽園ホールみたいに細かくなくてもいいけど、地方の座席表紹介してもらえないのかな。チケット買う時に迷う)。

 

熊谷駅は中規模な駅で、飲食店が一通りある感じだった。一人ご飯が苦手なので家に帰って食べる一択だったけれど。

会場の「熊谷市民体育館」はネットで確認すると、駅から徒歩5分で直進だったので、とりあえずナビを使わず行った。こっちがまっすぐに行く道かな、という方に行けば、案内看板もあるし迷わなかった。途中「ナンパ族取り締まり路線」と書いてある看板が印象的だった(暴走族の事を珍走団、と表現するように、わざとダサく呼んでるのだろうか)。

 

熊谷市民体育館は、地元で相撲興業が来るような市民体育館よりも小さかった。外にもリングが揺れる音や、観客の歓声が聞こえてきて、熱を感じる。巡業バスが入り口の前にドンと止まっていた。

入り口でお姉さんがチケットを確認してくれて、2階席なので大体の場所を教えてくれた。

 

2階に上がり、教えてもらった側に進む。5列くらいは座席あったかな?平日の地方だったので埋まってない座席がいっぱいあり(1番後ろの列はほとんど空いていた)、席の確認がしやすくて、すぐに自分の席を見つけることができて安心した。

会社帰りの上司と若手社員っぽい人の並びで見た。体育館のスタンド席なので、狭い(スタンドって、立ってみる席だと勘違いしていたけれど、備え付け、っていう意味なんですね)。左数席、人が来なくて空いてたので精神的に幸い。ぎゅうぎゅうは苦手だ。

 会社員の人たちはお酒を飲みながら見ているので、においがちょっと気になった。けどしょうがない。元々男性向けの世界だもんな。

急いだ甲斐があって、終盤だったけれど石井選手の試合に間に合った。永田選手とバチバチやりあっている。後楽園ホールは、ライトがオレンジ色っぽいしスポットライトなのでわかりづらいが、今回は会場が明るいので、永田選手の胸がぶたれて真っ赤かになっているのが分かった。

 

 2階席だが、会場が小さいので、リングがけっこう近かった。3500円の席だが、体感的には後楽園ホールの6500円の席と変わらない。

1階のフロアの壁沿いでグッズが売られていた。試合中に背を向けてグッズを物色している人がいると、試合中の選手の気持ちになり、なんかちょっと切ない。みんな人気出ろ。

選手の入退場口は1カ所だけ。ツイッターで知ったけれど、数週間前の地方巡業でマナーが悪い人たちがいたので、通路のところは柵が二重にしてあって、選手の入退場の時にお客さんが殺到しないようになっていた。

ワールドで地方巡業の試合を見ていて好きなのが、田舎の体育館の、壇上ステージに設置されたのれんから選手が出入りするのが、地方の町にやってきましたって感じでツボなのだが、今回ステージはなかった。

平日だったせいもあるだろうけど、子供どうし、親子連れが多かった。後楽園ホールは女性一人がうじゃうじゃいるけれど、ちょっと見渡すと、2階席はほとんどいなかった。1階席はけっこういたかな。ごついカメラでも持っていればガチファンぽくなるんだろうけど、私は静かにニヤニヤ見ているだけだからな。

近くで一人の女は自分くらいだったので、自意識過剰になり、隣の会社員さん達に「プ女子か」という視線を時々もらっているような気がして、ソワソワした。美術館とか映画館のが、一人は楽だな。

野次問題が最近起こっているようだけれど、みんな好きな選手にコールし、批判的なこと話してる人も、言ってることわかるな~という内容で、楽しく見られた。幼稚園くらいの子供がコールしてるの可愛い。 

 

2階席、こちら(南側)はリング上で選手がけっこう目線くれるし(どこが正面かはやや曖昧だった)、北側は一番前の席に座ってる人がオカダカズチカとタッチできたりすぐ下を選手が通るから嬉しいだろうし、どっちもいいな。

 

観客席まで行っての場外乱闘起こらないなあと思っていたら、鈴木みのる選手が、ちゃんとやっていて、さすがだと思った(こっちからは見えないとこだったけど)。入場の時にヤングライオンをぶっとばし、場外乱闘し、ロープにさかさまになって相手をひっぱり、ああ様式美…と思った。

一番前?に座っていたお客さんが、鈴木軍のTシャツを着ているのに、対戦相手の本間選手にコールしていたようで、すぐ近くのロープ外にいた鈴木選手が、言ってる内容はこちらには聞こえなかったけれど「鈴木軍のTシャツ着てるのに何相手のコールしてるんだよ」とジェスチャー付きで怒っていじっていて、おもしろかった。

(鈴木選手といえば、後楽園ホールの試合を配信で見ていた時、身体障がいぽい車イスの男性が通路近くで観戦していたんだけど、鈴木選手が場外乱闘のとき、その車イスの人の目の前で乱闘を始めたので、上村選手がその人個人を守る感じでガードしていたら、わざと上村選手を椅子でぼこぼこ殴っていて、ファンサービスすごいなあと感動した。)

 

タイチ選手も出ていたけれど、なかなかマントを脱がないなと思ったら、アイアンフィンガーのポシェットを首からかけていて、会場は小さくどよどよしていた。たぶんこの時が初めて披露したときなのかな?

もうちょっと早くハマっていたら、地方の飯塚選手も見られたよなあ、ここに飯塚選手もいたんだろうなと、飯塚選手引退した寂しさが抜けきっていなかったのでちょっと帰り道そのこと考えて切なくなった。どこから現れたのかなあ。怖くて子供がキャーキャー逃げ回ったりしていたのだろうか。見てみたかったな。

オカダ選手が現れたら、会場が一気に盛り上がって、存在だけで会場を沸かせることができるなんて、すごいなと思った。その後棚橋選手も現れ、ロスインゴが相手だし、3Kもみんな華があって、メインはやっぱり一番盛り上がる試合だった。

SHO選手が場外乱闘で投げられて鉄柵にぶつかっていて、思わず悲鳴を上げてしまったけれど(きれいにふっとんで背中をぶつけていた)、日常生活で、人がふっとばされる光景って、見ないから新鮮だ。映画とかのフィクションの世界でしか見ないものがすぐそこで繰り広げられている。 家の猫がまだ子猫の時、加減せず足を噛んできたので痛くて足を思わずブンブンしたらふっとんで壁に当たって、痛そうにしょぼんとしてしまい、謝りまくったのを何となく思い出していた。同じふっとぶ感じだった。

 

SANADAがメインで勝ち、熊谷が埼玉で一番好きだと言って締めていた。大宮とかでそのうちメインで勝つことになるだろうけど、そっちは日本一って言うのかな~

 

メインでロスインゴが勝ったので、ハポンコールを初めて経験したのだが、声出すの異常に苦手人間なので、ハポンコールできず、友達と来てたら(友達はロスインゴファンではないのでしないだろうけど)、できたのになあと思い、帰りの車の中で巻き舌を練習しながら一人でハポンコールしておいた。

 

初めての一人観戦は、やっぱり正直ちょっと寂しかった。友達とくだらないことゲラゲラ言いながら見るのがやっぱり一番楽しい。でも一人でも全然行けちゃうもんなんだなあと自信になった。

後楽園で観戦したとき、一人で見に来ていた近くの女性を何となく覚えていて、飯塚選手の引退試合をワールドで見ていたらその人が良いポジションに座っていて、おおあの人だ、と思ったんだけれど、熊谷の大会でも帰る時に似てる人を見かけて、家に帰ってからまたワールドをチェックしたら、同じ位置にほくろがあったので、たぶん同じ人かな?となった。

よくコールしていた人も、後楽園ホールで聞いたことある声の気がして、熊谷なら都内近郊からそんなに遠くないし、熱心なお客さんいっぱいいたんだろうな。後楽園ホールは一人常連で有名な人がいると、前に人の会話を盗み聞きして知ったけれど、その人以外にもファンの中では有名な人いっぱいいるのかな。まだ嫌な気持ちになったことは無いけれど、これからマナーの無い人に遭遇したりもするのかな~

 

交通費は東京に行く半額以下だし、チケット安くても近い座席だし、地元までの距離が近い分早く帰れるし、良いことづくめだ。大きなタイトルをかけていない地方巡業は、選手が自分の基本を見せる試合って感じなのだろうか?その辺も感じられるようになったら楽しいだろうな。

来年も同じ会場に来るなら、仕事早めに終わらせて撮影会から参加しよう。

魚沼くらいだったら車で行けるので、そのうち初の車で遠征もあるかもなあ。

友達に「コール今度しようよ」と言われたけれど、大きい声出せない人間なので、これは辛い。

 

あとほかの団体も興味あるのだけど、まあまあ地元にもノアとか全日本とか来てくれているようなので、次来るときは見に行ってみたい。

デスマッチとか血が出まくるかどうかって、調べたらわかるものなのかな?大日本はどうやらデスマッチがありそうなので、一人では行けないなあ。刺激が強すぎると貧血を起こす体質で、まあ起こしても転がしておいてもらえればいいので、人と行って車運転してもらって帰ればいいと思うけど、一人だと会場に迷惑かかっちゃうと思うだけでもうソワソワ体調おかしくなるだろうな。

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(イービル選手の入場です)

6 新日本プロレス 飯塚選手の引退試合

飯塚選手の引退試合を観戦した。話がまとまらないので書き上がらず、すっかり流れに乗り遅れたタイミングでアップする。

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引退記念Tシャツを買おうと決めていて、サコッシュはどうしようかなーと悩んでいたのだけれど、その日の会場分のサコッシュは売り切れていたので、悩まずに済んだな…となった。Tシャツはネットで見た時どこにも着ていけねえデザインだな!と思ったけれど、実物は小さく英語がプリントされたりして、まあまあポップなデザインで、思ってたよりかはオシャレだった。夏場に運動するときに着ようと思っている。 

 

エレベーターロビーには中邑選手や葛西選手から贈られてきた花が飾られ、喫煙所の前にはももいろクローバーからの花も飾られていた。

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ももクロ来てたりするのかねー?という会話をしたのだけれど、西側の席に本当にいたようだ。特に紹介もされなかったので、家に帰って公式サイトの案内で初めて知った。

 

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座席は北側のはじっこだった。北側の席は初めてだ。この席だったらまた座りたい(落ち着いて観戦できた)。

 

何となく、いつもより男性のお客さんが多い感じがした。後ろのよくコールしていた男性は、何年かぶりに見る人を誘ったようで、最近のことを教えながら見ていて「海野レフェリーと海野選手の髪質が似ている」という話が盗み聞きしていておもしろかった。

 

アイアンフィンガーをアルミホイルや何かで作って持ってきている人もたくさんいた。

 

飯塚選手の紹介VTRが流されたのだけれど、天山選手が友情タッグを組んだ当時を思い出し「なんて良い人なんだろうと思った」とインタビューで言っていたところで、会場には笑いが起こっていた。

 

 飯塚選手の観客席徘徊は、こちらには来ないので対岸を眺めるような感じになったけれど、全てが最後になる、と目に焼き付けておいた(試合の詳しい内容は公式サイト見ればわかるし技とかわかってないので書かないで省く)。

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(壊れかけのスマホで撮ってもボケボケだし写真撮ってると試合に集中できないのでこれくらいしか無い)

 

オカダカズチカが、タイチのマイクにぶつからないように位置を気にしながら飯塚選手を頭から優しく落としたり、コーナーからジャンプしようとしてる天山選手のために飯塚選手を動かしたり、観客の「飯塚」コールを何回も煽ったりとか、先輩に対して一生懸命な人だなと思った。次の日の試合で膝十字を受けた脚にしっかりテーピングしてるのを見て、芸が細かいな、と感心した。

きっとそれぞれの選手、下手なことして最後の試合に傷をつけないように、すごい気を使いながら試合していたんだろうな。

 

最後の展開は、私には怒涛だった。

人間に戻って天山と握手したのかなと思いきややっぱり戻ってなかったー!となり、鈴木軍がみんな現れてなんか暴れて、タイチがアイアンフィンガーをリングの中央に置いたので百恵ちゃんのマイクみたいにしたな…となり、鈴木みのるがゴングを10回荒く鳴らし、ん?今のが本当のテンカウントゴング?と理解が追い付かないうちに飯塚選手はウガウガ引き上げていき(はじっこの席だったので階段を下って去っていったのが見えて、本当に帰った…と思った)、タイチもアイアンフィンガーを回収して去り、終わった…?となった。

 

試合が終わった後も「飯塚」コールが10分以上続いたのが話題になったが、観客の雰囲気的には、アンコール的な要素が強くて、普通は引退式があるし、これで終了というはっきりとしたアナウンスも出ないし、きっとこの後何かあるはず、というニュアンスだったと思う。

家に帰ってからワールドを見たけれど、野上アナの実況を聞いたほうが、あれで全部終わりだとわかりやすかったなと思った。

 

観客は何かまだあるんじゃないかと半分期待しつつコールをし続けてたので、リングアナから試合は全て終わりですとアナウンスがあった時、小さいどよめきがあった。でも涙が止まらないお客さんもいたし、あたたかく帰っていっていた。

私は「これで終わり?」とちょっとモヤンとした気分になったのが正直なところだ。(通路に関係者っぽいスーツ姿の人たちがたくさん立っているのが見えて、観客席のコールが続くのをみんな何となく眺めていたので、ああこの次は何にもなくて終わりか、と薄々感じていたものの)。「最後雑じゃなかった?」と言った私に、BUSHIのマスク被ったお客さんが、文句言ってるやつがいる、と思ったのか会話を聞いているのがわかった。

 

ウガウガで終わるのも美しいと思っていたので、正解でしかないのだけど、どうせなら選手がみんなはけた後、ささっと「これで終了ですお気を付けてお帰り下さい」といつも通り言ってもらえたら、おおこの選択を選んだのか!と100パーセントの気持ちで飯塚コールできたのだけれど、期待させといて終わりかよ!となっていたのだ。

帰りの電車で他の人たちの感想をツイッターで漁った。リングアナの最後のアナウンスの声がいつもより小さい気がしていたのだけれど、泣いちゃってて普段通りに言えなかったのかと感想見て知った。

みんな9割ほどの人は「最高の終わり方だった」と全肯定で感想を書いてて、私の最後のモヤモヤは行き場がなくなった。ネットに書いたら否定されて怒られる感想だ、となった。

 

なんであんなにコールさせといてモヤっと終わったんだろう?と思っていたけれど、試合から3日くらい経ってから、きっと裏で、コール続いてるから、もう一回出て行って挨拶しなよ、いやいいよ、いや出なよ、いやいいんだよ、ときっとそういうやりとりがあったんじゃないのかなと思った。リング近くにいたスタッフがどこかに大きく「ばってん」マークをして終了のアナウンスが流れたのだけれど「飯塚選手出てこないって言ってるので終わりにしてください」の合図だったのかなあ。

妄想したら納得できた(妄想して話したりするのもプロレスの楽しいところなのだろうか)。

  

引退式もせず、フィクションでしたと表明もせず、終わってしまった。

 

昔家の庭に半野良でかわいがっていた猫がいたんだけれども、ある日帰って来なくなり、そのままいなくなってしまった。

それはもう10年以上前の話で、普通に考えたら死んでいるのだが、まだ家猫の寿命まではあるし、もしかしたらどこかで生きているんじゃないのかとわずかに期待してしまう。お別れできなかったからだ(だから今は猫を家から出したくない派)。

 

飯塚選手は、ファンタジーのままいなくなってしまった。

 

私が飯塚選手の試合を観戦できたのはたったの4ヶ月くらいだ。飯塚選手の昔の試合をこの機会にチェックしたおかげで、いつか見よう見ようと思ってそのままでいた90年代の試合も知ることができた。

ただのにわかに、色々な楽しさがあることを教えてくれてありがとうございました。

試合前は、引退したら解説席に座ることもあるかもしれないと楽しみにしていた人がいたけれど、あの最後を選択したということは、もう表舞台には現れないという決断を感じた。北海道に帰るのだろうと予想している人もいる。

それでも、あと10年くらいは、定年退職くらいの年齢までは、もしかしたらまた現れるかもと期待しておくことにする。

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5 新日本プロレス 飯塚選手の引退が表明されて

新日本プロレスにハマったということを職場で話していたら、10年くらい前に棚橋選手に会って写真を撮ったというスタッフが写真を持ってきてくれた。

当時その人が勤めていた職場に棚橋がベルトを持ってやって来たので、そこで撮った記念写真らしい。試合も見に行ったとのこと。

試合後の食事会に参加したら、職場で会ったことを覚えていてくれて、気が利くし、まるでホストのようだったと言っていた。お姫様抱っこされて写真を撮るチャンスがあったようだが、棚橋ファンの女性たちの視線が怖かったので、他の選手にしてもらったとか。

いいな~いいな~

10年前というと総合格闘技にお客さん取られて人気が低迷していた時期か。

その頃ハマっていたらチケットは取りやすいし選手とは交流できるしよかっただろうな(って友達に話したら、まあ学生だったしお金無かったよねって言われて、確かにねってなった)。

まだハマりたての頃(数か月前なのにはるか昔のよう)、雑誌「ナンバー」の写真を見て、棚橋選手って深みのある優しい顔してるんだなあと思ったけれど、昔の写真を見ると、金髪が長すぎるし(映画撮影で切ったとあったからずっとロン毛がトレードマークだったのか)、目もつり上がっててイケイケで、この頃見ても響かなかったろうな。今はなんか、お父さんって感じのみんなを包み込む表情だ。

1月に見た記事によると、棚橋選手はケガに苦しんでいた2017年ごろ、2020年のお正月大会の時引退表明して、2021年には引退しようと考えていたそうだ(また読もうと思ったら見つからない)。

嵐や安室ちゃんでも言われていたけれど、応援できるうちに応援しなければ(棚橋選手、引退は今のところないとはいえ、いつしてもおかしくないヒザのぐあいだろう)。

飯塚選手の引退が発表された日、仕事が休みで家にいて、記者会見もリアルタイムで見ていた。

KUSHIDA選手の退団はネットの噂で見かけていたけれど、飯塚選手までいなくなってしまう。どちらも何回かプロフィールチェックして、段々身近な感覚になっていた。

飯塚選手を初めて見た時、なんだこの人?と思ったけれど、見慣れると、ウロウロとガブガブだけで試合を盛り上げられるなんてすごいな!獅子舞みたいで縁起がいい!となり、客席を徘徊してお客さんを盛り上げる姿に温かくなり、ガブガブされた選手がどんな「痛い痛い痛い」という反応をするのか楽しくなり、口のマスク?が外される場面だけ何試合か見たりしていた。

プロレスラーって現役長くていいなとか思っていたのに、数ヶ月で見慣れた人たちがいなくなってしまう(外国の選手なんて特にだろう)。

なんだかとても寂しい感覚だ。信頼していた職場のスタッフが辞めてしまったときくらい寂しい。

引退の日が発表されたとき、すぐにチケット情報をチェックして、まだ6500円の席が余っていたのでいつもの友達に連絡してみたら、売り切れちゃうかもだから買っておいてと言われてあっという間に行く流れになった。

動画サイトで、スーパーストロングマシンの引退記念試合を見ていたので、ああいう特別な空気のところに行けるのかとワクワクしている。にわかファンなのに空気にほだされて泣いてしまうかもしれない。人間に戻って普通にしゃべって終わらせても、ウガウガを貫き通して終わらせても、どっちにしろ感動じゃないか。正解しかない。

とりあえずTシャツ買って着て観戦しようと、この間後楽園に行った時にゲットしておいた。引退記念Tシャツは出さないのかな。Tシャツなんて、そんなにコストがかからないイメージだけれど。

 

 飯塚選手の髪があった頃かっこいい、というのを聞いたことがあり、動画サイトを検索した。一番古い試合はソ連の選手と戦っていて、歴史を感じる。

ボタンを「9」くらいまでクリックしたら、髪有りになった。10年前、2008年頃だ。10年前にハマっていたらな~と思ったあの頃だ。

髪有りのときの最後と思われる試合を見た(最近無料公開になっている)。飯塚選手は天山選手と組んでいた。飯塚選手、今の方が身体が厚くないか。

確かにかっこいい。後藤選手っぽい雰囲気。その次からデスマッチになるのでそれに驚きつつ見た。

今よりも観客の雰囲気が殺伐としているように見える。男性客がメインで、応援も男性の低い声だからだろうか。試合前にはスーツのおじさんが、スポーツ大会開催前の校長先生のように硬い文章を読み上げていた。私がイメージしていたプロレスの試合って10年前のものなんだとわかった。

 全然知らないユニット「GBH」と戦っていた。矢野通が金髪で、真壁と二人で本当のヒールとして動いていた。今はネタ的になっている、コーナーマットを外すのも、特に盛り上がらず(ブーイングされてるんだろうけど)いつの間にか外されていて、何回も相手を叩きつけていた。

大きい大会だからなのか?四方のリングサイドにカメラマンが張っていて、若い選手もたくさん見ていて、リングの周りはごちゃついていた。内藤、裕二郎、タイチ?がいるのはわかった。 

天山選手のおでこが切れて、大量の血が出ていた。これが「ジュース」というやつなのだろうか。カメラが追っていないときにいつのまにか出血は始まっていた。血が全然止まらない。

天山選手、前見えてるのかな、出すぎじゃない?という量が出始めていた。なんかもう「ぬるぬるぬらぬら」って感じの量が出ていた。想定内だったのだろうか。真壁選手、そんな天山選手と戦っていたけれど、他人の血をそんなに素肌に浴びて大丈夫なのかな、と不安になるレベルだった。デスマッチは避けながらきたのに、こんなところで血みどろを見ることになるとは。

もう途中で止めようかなと思ったけれど、薄目薄目で見て、真っ赤にぬるぬるの天山選手を飯塚選手が裏切るのを見届けた。かわいそうだ、ぬるぬるでがんばったのに。

ということで、今のところ髪の毛が生えた飯塚選手=天山選手の血、というイメージで止まっているので、一つ一つ試合を見てみようと思う。

4 新日本プロレス 2回目の観戦

先日、KUSHIDA選手の見納めに人生2回目のプロレス観戦に行ってきた。3ヶ月ぶりくらいだ。

 

私は基本的にとても心配性である。楽しみも心配のタネになってしまう。

普段は自覚しているので出さないように気を付けているけれど(年取って心配するエネルギーがもうないというのもあるけど)、今回チケットを取ってから心配性に火が噴いて、この一ヶ月「インフルエンザになったら」「雪が降ったら」と行けなくなることをビクビクし、ずっと職場でマスクをして予防し、病的な感じになりながら試合の日を待っていた。

観戦に行く前日、緊張する用事があってハラハラして胃の調子が悪く、用事が終わってからもKUSHIDA選手へ感謝の気持ちを込めて応援ボードを夜なべして作って(結局見てもらえない席だったと勉強になりましたが。作っていたら親に爆笑された)、手は疲労で震えてくるし、できあがって眠ろうとしても疲れすぎていて脳が興奮して逆にすぐ寝付けないし、もうだめだという感じだったけれど、その日の朝起きたら体調は復活していた。

 

後楽園に向かう前にBUSHI選手の経営する唐揚げ屋さんに行ってきた。大学の友達の地元で、よくヤンキーネタを言っていたので(コンビニ前でラップバトル挑まれたとか)、ここが噂の場所か…と思ったりして楽しかった。イートインコーナーは無いので公園で食べた。屋台のからあげって感じの衣で、普通の味付けと黒からあげと食べ比べしたけれど黒からあげの方がスパイスが効いていておいしかった。

 

今回も前回と同じ友達と見に行った。

友達は、前は棚橋一筋という感じで、棚橋引退したら観るの止めると言っていて、少し寂しく感じていたけれど、数ヶ月で色々広がりができたようで「デスペさんの身体が好き、田口監督も好き」になっていた。

私も監督が好きで、その日にサイン会があるとわかり、二人でオオオとなった。

監督はサイン会や撮影会をしょっちゅうしているイメージだけれど、友達が行く日にちょうど当たるのは初めてらしい。土日休めない仕事なので、人気選手のイベントはなかなか行けなくて残念だそう(棚橋のとか全然行けない、とぼやいていた)。

タオルを買いたかったので、ちょうどよかったなーと思い、グッズ売り場が開場する数秒前に階にたどり着き、最初よくわかってなくて普通のグッズ売り場のところでモタモタした後サイン会用の売り場に並び直して、自分の番が来たら、数人前でタオルは売り切れになっていて、ガーンとなった。

やはり安いから、数量限定らしい。あとはTシャツとか高額グッズだけになってしまった。だからお客並んでいたのか…。

Tシャツ…全然デザイン好きじゃない…クシダ選手が描いてあるから在庫処分でしょ…(クリスマス前に競馬の宣伝で会場に投げていたのがこのTシャツだったらしいけど、辞めるってわかってたから豪勢にプレゼントしていたのかな)。

今年の夏は職場にプロレスTシャツ着ていくのを楽しみにしていて、誰の買おうか、ネットで見ながらワクワクしているけれど(SANADA選手の骸骨がジャンプしてるやつは買おうと思っている)、田口選手のは、そもそも69というのが下ネタじゃないですか…私下ネタ苦手だし、職場の人もたぶん引っかかるとは思うもののつっこんではくれないと思うんだよ…。

と友達に言っていたら「着るの?洗っちゃうの?」と言われ、そうか飾っておけばいいんだ!KUSHIDA選手いなくなるから記念になるし!とあっさり納得できた。

 

サイン会は、田口選手の30分後にYOSHI-HASHI選手も予定されていた。

時間まで列に並びながら売れ行きを見ていたけれど、YOSHI-HASHI選手のグッズはなかなか売れず、人気無いんだ…復帰したばっかなのに…と切なくなった。天然ボケっぽい感じらしいけれど、自分の人気についてどう感じているのだろう。内藤選手も昔はこんな感じだったのだろうか(先日の試合で、天然ボケっぽいところがうまく作用していたようだから、人気になっていくのかな。去年のG1での棚橋選手との試合をたまたま見たけどおもしろかった。)。

 

 そして時間になって、田口選手が現れた。サイン会案内の張り紙に「女性はハグします」と書いてあり、してもらおう!となった。

監督はニコニコという感じではなく、淡々とサインしていた。我々の前までみなさん握手だったのでちょっと勇気が要ったが、友達に倣い、サインしてもらってハグをお願いした。

ハグしてもらうと、筋肉で硬いのかと思っていたけれど、柔らかい感じだった。ケガしにくいイメージだけれど、受け身が上手い以外に、筋肉の上に脂肪があるというのも関係しているのだろうか。

映像で見るとお腹が垂れているイメージだけれど、背が高くてがっしりとした分厚い身体で、街中には簡単にはいない、やっぱりプロレスラーという感じで、終ったあと、やっぱりかっこよかったね!とミーハーな感じ全開で友達とニヤニヤしてしまった。

人に言うと引かれるだろうなと思って普段は言わないが、私はアラサーになる今も人と付き合ったりだとかしたことがないので、大人の男性にハグされるのは田口監督が初めてだ。監督ありがとう!

 

その後時間までに急いで闘魂ショップに行って飯塚選手のTシャツを買って、会場に戻った。

 

今回は特別リングサイド(8500円!)だ。最初誘われたとき、ケチなので断ったけれど、そうかKUSHIDA選手もう最後だよな…と思って見納めのつもりでやっぱり行くことにした。

残念ながら、席的には大外れだった。試合途中「この席はもう選ばないようにしよう」と何回か愚痴ってしまった。

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(ここから愚痴が続きます)

西側A列の15~21番台の座席だったのだけれど、座ると前の人との座席の感覚が20センチくらいしかないのに、北側半分の座席の人たちはここが唯一の通路のようで、始まってしばらくはたくさん人が通り、試合中もトイレやら売店やらに行く人が行ったり来たりしていて、そのたびにちょっと足曲げなきゃで試合に集中できず、それが試合が盛り上がってる時にも起こったりして、イライラしてしまった。

通る途中、汁物こぼしていったおじさんがいて、前の人のコートにもかかってしまったのに「ごめんなさいね」で行ってしまって、前の人気付いてないけど勇気出なくて伝えられなくて、モヤモヤしてしまった。試合中もゆっくりフラフラ歩くおじさんいて、酔っ払いだったのだろうか?お酒出すイベントってこんなもんなのかなあ。申し訳なさそうに通ってくれたらそれだけで納得するのだけれど。

8500円は高すぎる。値段下げるか通路考えてほしいなあ。この値段でも私たちのように買うお客さんがいるんだからまあ値下げなんてするわけないだろうけど。ギリギリで買ったからこんなもんなのだろうか。

 また、大きい音が苦手なのだけれど、近くの通路にスピーカーが設置されていて、耳ちょっと塞いでしまうほど音楽が大きくて、友達と話すにも耳元で言わないと伝わらず、耳鳴りするし、そこも辛かった。試合動画を見ていると、時どき赤ちゃん連れの人がいるけれど、うちの甥っ子をあの大音量の席に連れて行ったらパニック起こすだろうな。 

やや斜めの席だったこともあり、タッグの選手が待機する後ろ姿とリングがちょうど被るので、寝技はほぼ見えず。選手のお尻をずっと見ている感じだった。お尻を鑑賞したい方にはおすすめである。

 

これが2回目で良かった。1回目でこの席だったらここまでハマらなかったろうな。私はリング全体を見渡せるちょっと遠くの席の方が合ってるのだなとわかった。友達と来たので、イライラが共有できてよかった。

(愚痴終わり)

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全体的にはとても楽しかった。久しぶりの生観戦だ。動画で見ているときの3倍くらい、選手の身体が大きく感じた。

前回は全員一緒に見えていたヤングライオンもすっかりわかる、日本人選手もわかる、外国の選手はあと一歩。バレットクラブは何がくっついてどうなったんだかよくわからないけれど、そのうち週刊プロレスで解説してくれるだろう(最近本屋に行けなくてチェックできてない)。

試合の動画を何となく選んでいるとき、第三世代が出ているとあんまり選ばなかったのだが、中西選手がとても大きくて、存在だけですごくて、それから前より見るようになった。

ファレ選手が逆さまでリング外に落ちていくのにまじで驚き、悲鳴を上げてしまったが、帰ってから動画サイトで確認したら全然危なそうに見えなくて軽くやってのけていて、やっぱり動画と生観戦は違うな!となった。

リング内は見えにくいことが多かったけれど、入退場の通路がまあまあ近かったので、衣装の質感を堪能することはできた。お面めっちゃ凝ってるな…と思った。布も、どこで買えるんだろうという変わったやつだ。

ロスインゴのできたばかりの頃の試合を見続けていた時期があるので(結局途中で全部見るの諦めたけれど)、今のイービル選手の衣装の凝った作りも感動した。なんていうか、最初の頃の衣装は、長期連載の漫画の1巻を久しぶりに見たら、こんなに絵が下手だったのか!って拍子抜けする感じだ。

 

場外乱闘を楽しみにしていたが(目の前で起きてほしかった)、見えない位置で起きていることが多くてスクリーンに映るのをぼんやり見ていたが、2回くらい?もはや誰か忘れたけどロスインゴの誰かだったり、友達の好きなデスペラード選手だったりがまあまあ近くに来てくれたのでワアワア喜んでしまった。

やっぱり近い席だから筋肉の細かい表情を窺うことができる。友達が身体マニアだから、つられて私も筋肉を観察してしまう。石森選手のバッキバキの筋肉は好みじゃないらしい(水分の無い筋肉、と表現したのが印象的だ)。ボディビルダー的なのじゃなくて、ある程度脂肪が乗って柔らかさがないとだめなのか…と思って私も見たけれど、いまいちツボがよくわからなかった。

鷹木選手とデスペラード選手の、分厚い胸板コンビが戦う場面があったので友達は「挟まれたい!」と言いながら興奮していて、私も筋肉対決!!と一緒にワアワア言っておいた。友達は1人でも来ることが多いけれど、感想言いながら見るのはやっぱり楽しいと言ってくれてた。

 タイチ選手が出ていたのだが、私が初めてタイチ選手を認識したのがユーチューブかなんかで解説席にいる所で、白いし太っているし戦わないとか言っているから引退した選手なのかな?と思っていたので、今は少しお腹を鍛え始めてて、マイクパフォーマンスもうまいし、他の人たちもそうだろうけど注目し始めている。訛りが少し出てしまうのも良い。身体マニアの友達もチェックしている。

 

KUSHIDA選手を見送るつもりで来たけれど、終わってしまうというのに気が取られてしまい、逆にぼんやりと見てしまった。淡々と自分の中で時間が流れて行って、ああこうやって私がぼんやりと見ていても試合は終わっていくんだなあ…と俯瞰してしまった。

最後決め技に近づいたときは思わず「ああ終わっちゃう」と口からこぼれた。やっぱりちょっと切なくなった。

 

試合途中、特にコール的なのはしないけれど悲鳴出したり興奮して喋ったりはしていたので、喉がガラガラになって、軽く咳が出てしまい、季節柄咳をすると「お前インフルエンザだな」という空気になるのでがまんしてちょっと辛かった。

帰りの電車は酔っ払いの乗車率50パーセントという感じで空気悪く、ここでもやや咳の波がやってきたので、違うのにーと焦った。

 

 帰るとほぼ日付が変わる時間になっていたが、ウトウトしながら今日の試合動画をチェックしたら、通路のまあまあ近くなので、選手の入退場の時に、自分の姿がちょっとだけ映っていた。ニコニコ楽しそうにしていた。

職場の人に、ハマり始めた時に「いつもプロレスのこと考えちゃうんです」と言ったら、それは恋ですよと返され、これが恋なのか~と思っていたが、このニコニコ顔は恋してるな、となった。しかも特定の選手っていうよりプロレスがんばっている全体を愛してるから、失恋も無いな。

 

凶悪な暴力事件とか起こりませんように(新井浩文好きだったので、今少しショックだ)。死んだり寝たきりになる人がこれ以上増えませんように。早くに引退した選手が、第二の人生で腐らず充実した日々を送っていますように。

飯塚選手の引退試合も見に行くので、これから動画サイトにある全部の試合(デスマッチはまだ悩んでいるが)をチェックして、にわかファンとしてしっかり見届けに行ってくる。

あと1週間くらい経ったら、インフルとノロを恐れ、雪降りませんようにと天にお祈りする(雨女なのであんまり強く祈らないようにしているが)、絶対に負けられない戦いみたいになるが、楽しみだ。

 

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